FC2ブログ
C'EST LA VIE
夫婦二人気ままなヨーロッパ自転車旅行記
プロフィール

リットンマニア

Author:リットンマニア
結婚して3年、行けなかった新婚旅行が自転車でヨーロッパ、そしてバックパックでアフリカを回る旅になりました。ちなみに2人とも初自転車旅行&初長期旅行!どうなることやら。。



最新記事



最新コメント



最新トラックバック



月別アーカイブ



カテゴリ



検索フォーム



RSSリンクの表示



リンク

このブログをリンクに追加する



ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる



QRコード

QRコード



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

涙と頭痛のキリマンジャロ登山 Part2 Climbing Mt. Kilimanjaro with tears and headaches
前回からの続き。


DAY3
この日は僕らは休息日。体を標高に順応させるために、ちょっとだけ登ってまたホロンボHutへ戻ってくるという一日。初日から一緒だったM夫妻たちとはこの朝にお別れ。次の日に彼らは頂上まで行った帰りに僕らとすれ違うという予定だが、どうなるだろうか。

高度順応のための軽い登り。Hutから出るとすぐに地球上とは思えないような光景だった。
IMG_3588.jpg

1時間ほどの登りでついに高度4000mを超えたようだ。富士山の頂上よりも数百mも上。この日も頭痛は続く。。
IMG_3609.jpg

ガイドのジャスティスとアシスタントガイドのヴィタリス。左側のジャスティスは若そうだが30歳。
IMG_3610.jpg

この日の一番の感動は、目指すべきキリマンジャロの山頂がついに姿を現したこと。まだ1500m以上登らないとあの上には行けないし、あの積もった雪を見て武者震いをしてしまった。
IMG_3617.jpg

この日の夕食。やや味が落ちたのは、もしやメインコックはM夫妻と上に行ってしまったからか?と考えてしまった。
IMG_3624.jpg

この日は夕方、真っ赤に染まった夕焼けを見ることができた。雲が目線の先にある夕焼けはなかなか普段は見れないものだろう。
IMG_3630.jpg

雲の中を撮るとこんなことになっていた。
IMG_3644.jpg

そんなこんなで、登山3日目も終わった。明日は朝から最終Hutまで行き、そして夜中の0時ごろ頂上を目指す予定。2000mほど登ることになっている。そんなことができるのか??


DAY4
ついに勝負の朝。天気は相当悪そう。かなり心配だ。
IMG_3648.jpg

このぐらいから、今まで全く体調に問題なかったR子でさえ頭痛や胃の調子の悪さを訴えるようになってきた。そして、マニア氏はこの日ついにゲロってしまった。

この日はこんな感じの火星のような地形をひたすら進んだ。と言ってもやはり1000mは登った。出発から程なくして激しい雨が始まり、レインウエアを着ていたが、かなり気温も低い中ずぶ濡れになった。
IMG_3655.jpg

そして、6時間ほど歩いてようやく最終のキボHutへ到着。ここまで来ると赤道直下でも雪が降るほど寒い。雨と高山病のせいで、かなり衰弱したマニアは、すぐに濡れた衣類を脱ぎ捨て、寝袋へもぐりこんだ。

2時間ほど寝て気持ち悪くて目が覚めると、日が射していた。
IMG_3658.jpg

この日が余りに辛い登山であったのと、頂上の麓までようやくやってきて見上げたキリマンジャロが余りにも雄大だったので、マニアここで号泣。頂上到達前にフライングしてしまった。
IMG_3662.jpg

キリマンジャロ登頂前恒例?パスタ。だが、胃の調子が良くなく2人ともほぼ食べれなかった。高山病はなった人は分かるかもしれないが、ほぼひどい二日酔いと同じ症状。とにかく、頭痛がひどかったので、相当頭痛薬を飲んだが、それも段々効かなくなってきている。
IMG_3659.jpg

DAY5
夕方にパスタを食べてから、数時間休息を入れ、午前0時過ぎにキボHut出発。噂では頂上付近では最高マイナス20度ほどになると聞いていたので、持っている服すべて+レンタルした厚手のフリース等を着れるだけ着込んだ。なんと、下は5枚、上は7枚も着た。

実は直前までR子は体調の悪さにここでリタイヤしようか悩んでいた。やはり、頭痛と吐き気がひどいからである。でも、結局ガイドが「Just try! We can come back anytime.」と言う言葉にいつの間にか出発の準備をしていた。

そして、本来ならヘッドライトで頂上まで登っていくが、この日はほぼ満月で晴天。月の光が十分明るいためヘッドライトは必要なかった。

とにかく、壁のようなキリマンジャロをジグザグにゆっくり登ってく。ガイドのジャスティスが「ポレ、ポレ」(ゆっくり、ゆっくり)といいながら本当にゆっくり登っていった。

そうこうしているうちに、マニアがだんだんガイドのペースについていけなくなってきた。休憩を何度も入れたがやはり駄目で、そのうちになんと平均感覚までなくなってきてふらふらになってきたのだ。何度も倒れそうになったのをアシスタントガイドに支えられた。

結局、ここでメインガイドとR子は先に行ってもらい、マニアとアシスタントガイドはゆっくり行けるところまで行こうということなった。

マニアはこの辺りから意識朦朧。本当を言えば危険だからここでリタイヤするべきだったかもしれないが、なぜかほぼアシスタントガイドに抱えられながら上へ上へと少しずつ登った。

そうしていると、辺りがだんだん白み始め、周りの山々の輪郭が出てきた。
IMG_3667.jpg

そして、遂にサンライズ。山の中腹だったが、おぼろげながらこの風景に感動したのを覚えている。
IMG_3671.jpg

日の出から1時間ほどして、マニアGilman's Point到達。ここは一番高い頂上よりは200mほど低いが、キボHut側からは一番高い位置で皆とりあえずここを目指す。

そして、ここでも嘔吐をしたマニアのキリマンジャロ挑戦はここで終了。とにかく、座った途端寝てしまうほど衰弱していたので、当然ではあった。
IMG_3675.jpg

実はそのころ、R子とジャスティスはここGilman's Pointをとっくに過ぎ、本当の頂上に立っていたのであった。しかし、カメラは意識もうろうのマニアが持っていたので写真は無し。R子も相当辛かったらしく、何度もリタイヤを考えたらしいが、ガイドの激しい励ましにより、気力と根性で頂上までたどり着いたらしい。

(R子談:体力に関しては、今まで自転車旅行で培ってきたしそこまで心配はしていなかった。ただ、5年ほど前の富士山登山8合目にて高山病を経験していたので、それだけが心配の種だった。でも今回はとにかくガイドのおかげで、ゆっくりゆっくり登り、水を大量に飲んだので、3700mでも高山病が出なかった。4700mのキボ小屋に到着した時も、軽い頭痛くらいですんでいたのだが、夜の出発時にはがんがん割れそうな頭痛が!!近年まれに見るひどい頭痛。そして吐いては楽になり吐いては楽になりで、とりあえずギルマンズポイントに到達。

今回はなんとしてでも登頂したかった。理由1:富士山8合目にてリタイヤ経験。理由2:キリマンジャロなんて2度と来れないだろう。ということで、気合と根性を出し切り頑張った。幸いにものぼり続けるうちに、吐き気はなくなり頭痛が少しだけ和らいでいた。それから、天気が良かったというのも実は登れた大きな原因。吹雪だったり雨が降っていたなら、間違いなくやめていただろう。ギルマンズポイントからウフルピークまでは1時間半くらいなのだが、道は完全に雪。登りにくいこと100%。でも、氷河ブロックや、クレーターがサンライズと重なって、幻想的で神秘的な景色が広がっていた。ジャスティスに「Don't worry, my sister」と背中を撫でられ腕をひっぱられてようやくウフルピークに到着。5895mからのアフリカはすてきでした。)

Gilman's Pointから見た頂上側。この当たりは氷河があり、相当すごい光景だったらしい。
IMG_3678_20100403055927.jpg

へろへろになりながら下山するマニア。ほとんどこの日はガイド達に肩を貸してもらって下山した。足がふらふらで立っているのも問題があるくらいだったからだ。
IMG_3680_20100403055927.jpg


結局、余りに高山病がひどくて余り最後のあたりはどうなったのか記憶が定かではないが、とにかくキリマンジャロの挑戦はこの旅で一番厳しくかつ、感動的なものとなった。

この日はキボHutで数時間休んだ後、すぐにコロンボHutまで下山した。まだまだ高山病で激しい頭痛、吐き気は完全には治ってなかったが、あまりの疲れにぐっすりとは眠れた。

DAY6
この日は登りの時2日かけた道のりを午前中だけで下山した。下山も相当疲れて、足もガクガクふらふらであったが、さすがに高度も低くなってきて高山病の症状もほぼなくなってきた。

最後に、エントランスでキリマンジャロ登山の証明書を発行してもらったが、なんとそこでマニアとR子の証明書の名前が逆になっていて、マニアの方が頂上まで行ったことになってしまった。最後はちょっと笑ってしまったキリマンジャロ登山であった。



キリマンジャロ登山の費用だが、物価の安いアフリカにしてはあり得ないほど高くつく。

まず、

国立公園の入園料+Hut(山荘)使用料= 110 USD /日/人 
これだけで、6日で1人6万円ほどになり、

その他に、ガイド、ポーター、コックなどの費用が6日で大体3万円/人

そして、更にガイド、ポーター達へのチップ。これが僕らは相場より相当高めに要求され(チップなのに。)相当お世話になったと感じたので、要求どおりに払った。それが、2人で5万弱。

結局、1人6日間の登山で13万ほど掛かってしまうのだ。多分この金額は代理店を通してもそう変わらないと思われます。安く済ますには5日間のコースだがこれはこれで体力的には相当辛い。

まぁ初心者でも登れる最も高い山ということと、自分の限界を試せれて、かつ感動的な光景を目にできるということであればそう高くは無いかもしれない。

と言う感じの、僕らのキリマンジャロ登山でした。


アフリカの予定はてんこ盛りで、なんと現在僕らはナイロビに戻り、明日からオーバーランドツアーへ参加。これは、巨大なトラックバスに乗り、キャンプとかをしながらアフリカを旅するもので、僕らが参加するのはナイロビからケープタウンまででなんと期間は2ヶ月間。NHKでこの旅行のドキュメントをしていてどうしてもやってみたいと思ったので、僕らの旅行の最後のアドベンチャーとして参加することにした。

多くの会社がやっているが、僕らが選んだのはOasis Overland。
http://www.oasisoverland.co.uk/home/

果たしてどんな旅になるのでしょうか。

これから余りBlogは更新できないことが予想されますが、応援よろしくお願いします。

マニア
スポンサーサイト

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行


コメント
尊敬!
ブログを読んで、泣きそうになりました。感動!最後の証明書のオチは笑えたけど。
ねこやんよりv-22
[2010/04/05 04:05] URL | ねこやん #- [ 編集 ]

おめでとう!!!
キリマンジャロ登頂なんてすごいーーーー!!!
おめでとう!!&お疲れさま!!
R子ちゃん、富士山よりも高い山を踏破したとなればもう怖いものなしだね。
パート1の写真ですっかりマニアさんだけが登頂かとだまされたぜー。
それにしても山の上なのにコックさんがごはん作ってくれるなんて素敵だね。
ビジネスとはいえ、本当に身に沁みそう~。

Overlandもかなり期待しております。
気をつけて~!
Enjoy!!



[2010/04/05 12:24] URL | ロボコ #- [ 編集 ]

お疲れさまでした!
キリマンジャロで一緒だったマユミです。お元気ですか~?
私たちは元気です。今はウガンダにいます。

キリマンジャロ、無事登頂おめでとう!!!良かったねー
高山病の辛さが伝わってきました・・・

私たちもあの後セレンゲティ&ンゴロンゴロのサファリに行っていて、夫がマニアさんらしき人を見た、と言ってたんですが本人だったんですね!
ザンジバルの写真もキレイですねー。
またどこかでお会いしたいです。では引き続き良い旅を!
[2010/04/15 13:06] URL | マユミ #- [ 編集 ]

Re: お疲れさまでした!
マユミさん、

元気で何よりです!!マラリア大丈夫ですか?私達も教わったマラウィでは大丈夫でした。
ンゴロンゴロで見かけられてたんですね!?あそこは本当に美しかった。
マライカでは(おいしすぎて)毎日食べて寝て食べて寝てって感じでまったりしすぎましたが・・・。

お二人もまだまだなが~~い旅、道中お気をつけて!!

マニア
[2010/05/02 17:46] URL | リットンマニア #- [ 編集 ]


コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


トラックバック
トラックバック URL
→http://kuyamania.blog58.fc2.com/tb.php/168-706d4c3d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。